----------- 2022年6月20日 第553号 ----------
『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022』
6月30日(木)~7月2日(土)
会場は常滑市「Aichi Sky Expo」
2022年中部地区最大級の産業用ロボット・自動化システムの専門展『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN (ロボットテクノロジージャパン:以下RTJ2022』の開幕が近づき、ものづくりに携わる多分野から注目を浴びている。開催規模は、出展者数202社・団体、1096小間(5月末時点)。
会期は6月30日(木)から7月2日(土)までの3日間で、会場は愛知県常滑市のAichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ)。ニュースダイジェスト社が主催、愛知県機械工具商業協同組合が共催。
RTJの最大の特長は、産業用ロボットや産業用ロボットを組み込んだ装置・機器、AGVなどの無人搬送を利用した自動化システムに特化していることである。
《RTJ2022出展製品一部紹介》
【オーエスジー】
高付加価値製品『Aブランド』を中心に、難削材から非鉄金属まで幅広い被削材に対応し最新の加工方法、多様化するモノづくりのニーズに対応する様々な工具を紹介する。
Aブランド製品「非鉄用DLC超硬エンドミル」は、スタンダードタイプ ショート形「AE-TS-N」、ロング形「AE-TL-N」と高機能タイプ ショート形「AE-VTS-N」、立ち壁対応型「AE-VTFE-N」をラインナップ。
「AE-TS-N」「AE-VTS-N」のスクエアタイプとピンカドタイプに小径サイズφ1~φ2・5を追加し、小径サイズの精密切削加工への対応を可能とした。
【こうら】
バリ取り自動化システム(Beburring Automation System)は、ダイグラインダーを搭載。フロートアタッチメントによりワーク材質に合わせた研削が可能である。ロボットハンドについては、自動車部品のプレス加工用など、ワークサイズ、形状、重さ、搬送方式によって様々なロボットハンドを同社のエンジニアリング部で設計製作しており、展示会場ではロボットへの適応範囲の広さをアピールする。スポット溶接治具 (Spot Welding Jig)は、自動車部品のスポット溶接に使用し、ベークライトの土台に位置決めピンやガイドを付けポカミスを防止する。ロボットを使用することにより、スポット溶接工程の自動化を実現している。
【ダイドー】
三機工業「ソーティングロボット」、サンテック「ROBOTAPE」、ファナック「CRX+デンソー・DX‐CELL」、デンソーウェーブ「COBOTTA」を中心に、ユーザーニーズを先取りした最新の技術を提案。
三機工業の「ソーティングロボット( Sanki Sorting Robot)」は、世界最速の120m/minの搬送を実現し、最大200台の運用が可能。物流センターのメイン工程である仕分け作業の負荷を軽減すべく、導入が容易で 拡張性の高い搬送型ロボットである。1台の搬送型ロボットにベルトコンベヤを2台装着し、小型搬送物の場合は、2個同時に効率の良い搬送ができるなどが特長。
【東京精密】
次の3つの自動化システムを提案。
1.顧客の仕様や要望に合わせて完全自動化・無人化測定を行う「Full-Custom Package」は、加工・搬送・検査の工程をひとつに集約、最小限のマンパワーと高スループットを実現し、生産性向上にも寄与する。
2.オペレータに代わりワークの搬送や測定機の操作も協働ロボットが行う「Advanced Package」は、既設の周辺機器と同期するなどセミカスタマイズが可能。量産品の多数個検査時における自動測定により効率アップを図ることができる。
3.はじめて自動化システムを導入検討している顧客向けのパッケージ品「Basic Package」は、協働ロボットによるワークの自動搬送が作業工程における省人化・省力化を実現する。
【NaITO】
『NaITO Revolution‐NaITOからの再提案』をテーマに、1つ目の提案としては、国内でも真新しい「DOBOT社」製(中国)の協働ロボットを使用し、時間と手間がかかる磨きや、バリ取り作業の省人・省力化をシステム提案する。
2つ目は、部品検査ユーザーを対象とした提案となる。「三菱電機」製の協働ロボットを使用し、安全面に配慮する一方に「コグネックス」製のAIカメラ搭載し、人による検査の不具合であるバラツキの低減、トレサブル化を実現する事で検査工程の可視化を提案する。
【日東工器】
『自動機・ロボット対応製品』として、「産業ロボット搭載例」と「協働ロボット搭載例」をそれぞれ紹介する。産業ロボット搭載例では、空気式ベルトサンダ「ベルトン®B-20CL-01」(用途:バリ取り・研削・研磨)=20mm幅ベルトは、曲線部のバリ取りに最適。ベルトのたわみを使用したR面研削も可能-他。
協働ロボット搭載例では、電動ドライバデルボ「ブラシレスデルボ®」(用途:ねじ締め)〈搭載可能機種:DLV04C/10C/45C〉=外部起動可能。1台で複数のトルク設定可能。ねじ締めのティーチングが容易化-他。
【モリタ】
トヨタ自動車が主催するトヨタグローバル仕入先総会で技術開発賞を受賞したAGVとロボットを組合せた『Leica Laser Tracker』の自動化システムを紹介。マニュアル測定はもちろん、ロボットや加工機を使用しての自動計測や自動組立などの自動化システムやロボットキャリブレーションも可能である。
さらに三次元測定機とロボットとの組合せでは、生産性の向上を求め、自動化を導入できる『ハーフオートメーション®』の手法を提案する。
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金型・金属プレス加工の専門見本市
『INTERMOLD2022』
名古屋開催は7月6日~9日まで
金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD2022/金型展2022(主催=一般社団法人日本金型工業会)/金属プレス加工技術展2022(主催=一般社団法人日本金属プレス工業協会)」〈運営=インターモールド振興会〉は、4月に大阪で開催され24,000人が来場し盛況裏に閉幕した。引き続き名古屋に会場を移して、7月6日(木)から9日(土)までの3日間、ポートメッセなごや開催される。
開催規模は、出展者294社・団体、498小間。新企画フェアは、「次世代プラスチック加工フェア」と「製造業DXフェア」。
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『切削工具フェス2022』
7月1日よりオンラインで
このイベントは、切削工具について⦅競う・繋がる・得する⦆をコンセプトとして、①切削工具改善コンテスト(競う)、②切削工具SDGsコンテスト(競う)③切削加工業界基礎セミナー(繋がる)、切削工具フェス連動キャンペーン(得する)、切削工具大規模調査(得する)など5つのイベントが実施される。
〈コンテスト応募ページ〉
https://takumi-senpai.com/event/cutting-tool-sdgs-contest-2022
サンドビック・コロマント
マイケル・エネベリ氏
グローバルセールス部門長に就任
サンドビック・コロマント(本社=スウェーデン-サンドビケン、社長=ヘレン・ブロムクヴィスト氏)は、5月1日付で、マイケル・エネベリ氏がグローバルセールス担当バイスプレジデントに就任したことを発表した。
エネベリ氏は、16年間サンドビック・グループ内で様々な職務を歴任し、サンドビック・コロマントでの長い経験を有している。日本のサンドビックの代表取締役社長も経験している。
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イスカルジャパン
『イスカル ディーラー総会』
新組織FCD会12月発足へ
イスカルジャパン(豊中市新千里東町、代表取締役=岡田一成氏)は、5月11日午後4時より、全国の販売上位代理店/特約店約200社を対象に『イスカル ディーラー総会』をオンラインで開催した。
注目すべき新戦略では、流通戦略をより強化する中で、製品以外に同社が推進する各種VALUE(付加価値)提案の知名度の浸透が急務とし、一定の条件をクリアした特約店を対象に『ファーストクラスディーラー(FCD)会』を新組織として発足する計画を発表した。
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住友電気工業
切削工具7月から15%値上げ
住友電気工業(本社=大阪市中央区、社長=井上治氏)は、ハードメタル事業の切削工具製品について、7月1日受注分から価格を改定し、15%ほど値上げする。
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伊吹産業
社長に服部将光氏が就任
伊吹産業(名古屋市北区平安)は、服部健氏の代表取締役会長就任に伴い、後任の代表取締役社長に服部将光氏が就任した。
同社は1961年に創業(創業者=故服部時男氏)以来、工作機械、機械工具の販売を展開している。昨年60周年を迎え、市場の変化と共にこの節目を転機と捉えトップ交代の準備を進めていた。
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----------- 2022年5月20日 第552号 ----------
型技術協会
『型技術者会議2022』
6月23日・24日に開催
型技術協会が主催する『型技術者会議2022』は、6月23日(木)・24日(金)の2日間、東京都大田区南蒲田の「大田区産業プラザPiO」で開催する準備が進められている。
『型技術者会議2022』は、 “視よう!未来のDieXtech”(造語・金型技術の変革の意)をテーマに、2日間のスケジュールは特別講演2件、一般講演60件、特別セッション6件(パネルディスカッション両日)、学生ポスターセッション15件などを予定。また、初日には「型技術協会賞」の贈賞式が行われる。
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山 善
『2022中部どてらい市』
6月11日から3日間開催
中部どてらい市は、山善名古屋支社(名古屋市熱田区白鳥、専任役員支社長=岡村尚文氏)傘下の有力販売店93社が主催店となって、工作機械、産業機器、機械工具、住設機材、ライフ特選品などの商材を即売する展示会で、今回は273社の出品者が最新の技術・製品をユーザーに提案し、現状の能力・技術に磨きをかけ『ブラッシュアップ』することを目的としている。
会期は6月11日(土)から13日(月)までの3日間、会場は名古屋市港区の「ポートメッセなごや」。
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オーエスジー
「NEO新城工場」躍動
デジタル駆使 月産70万本
オーエスジー(豊川市本野ケ原、社長=大沢伸朗氏)の一昨年5月に完成した「NEO新城工場」は、新棟・旧棟合わせた同工場の面積は、4万8,500㎡。月間生産目標20億円、生産能力70万本、生産品種6千種、生産ロット8千ロット。超硬ドリル・タップについては1ロット20本以下が大多数で、この多品種少量生産に対応できるのは世界視野で見ても稀である。
デジタル技術を駆使したスマートファクトリー工場で、増加する世界需要に対応する体制を確立している。
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サンドビック
神戸本社を名古屋へ移転
サンドビック(兵庫県神戸市、社長=山本雅広氏)は、2022年8月1日付で神戸本社と名古屋市名東区上社に置くサンドビック・コロマント・カンパニー本部を統合して、名古屋駅近くの「BIZrium 名古屋」(名古屋市西区則武新町三丁目1-17)に移転する。
これにより、イノベーションと技術をリードするブランドリーダーとしての市場でのイメージを大幅に強化し、顧客サービスの向上と共にサンドビック製品のシェア拡大を図る。
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DMG森精機
奈良市へ本社移転
DMG森精機(東京グローバルヘッドクォータ=東京都江東区潮見、社長=森雅彦氏)は、2022年7月1日に名古屋市から奈良市へ本社を移転する。奈良市には、同社最大のデジタルを駆使した先端技術の開発拠点である奈良商品開発センタ(奈良市三条本町)を現在建設しており、稼働開始を機に本社となる。
また同時に、東京グローバルヘッドクォータとともに、奈良市および東京都江東区潮見の両拠点を本社とする二本社制を導入。
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ミツトヨ
高知ミツトヨ吸収合併
ミツトヨ(川崎市高津区坂戸、社長=沼田恵明氏)は、同社の完全子会社でマイクロメータヘッドの専門工場である高知ミツトヨを吸収合併する。
ミツトヨは、世界一のマイクロメータヘッド生産体制の確立を目指しており、そのためには時代のニーズに合った付加価値のあるマイクロメータヘッド、ならびに応用製品・関連部品を効率よく上市するための「生産、販売、技術」の集約が必要であると判断した。なお、合併契約締結日は2022年4月28 日、効力発生日は、7月1日 。
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愛知機工組合
半導体不足解消に期待
機工流通景況アンケート調査
懸念材料は仕入れ価格の上昇
愛知県機械工具商業協同組合は、組合員を対象に行った2022年1月~3月の景況調査の結果をこのほど発表した。それによると、最近3カ月間の売上高は、前年同月(2021年1月~3月)と比較して ▽増加 45.3% ▽同水準 36.8% ▽減少 17.9%。
売上高は引き続き前年同月比で増加しているが、仕入れ価格の更なる上昇が懸念される。今後の見通しでは、半導体不足の解消が好転のカギとなりそうだ。
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----------- 2022年4月20日 第551号 ----------
ロボット・テクノロジー・ジャパン2022
6月の開催に向け出展者説明会を開催
出展規模は178社・団体、1056小間
『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)2022』の出展者説明会が3月17日午後2時から、同展示会の会場となる「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」で開催され、開幕に向けて周知徹底を図り、成功に向けて全力で取り組む体制を整えた。
同展は、ニュースダイジェスト社が主催、愛知県機械工具商業協同組合が共催し、6月30日(木)から7月2日(土)までの3日間に亘って開催される、産業用ロボット・自動化システムの専門展である。3月4日現在の出展者数は178社、小間数は1056小間に上っている。
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岐阜機工会
幹事会で4年度事業検討
岐阜機工会(会長=嶋﨑晴久氏、シマザキ商会)は、3月22日午後6時より岐阜駅前の「じゅうろくプラザ・研修室」において、幹事会を開催し令和4年度『第10回通常総会』に向けて打ち合わせを行った。
総会開催の日程は、7月上旬(会場=ホテルリソル岐阜)に設定し、引き続き4年度の活動計画について協議。収支決算も確認、予算計画も進めた。
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タンガロイ
名古屋工場「Greenでんき」に切り替え
電力使用によるCO2排出量ゼロへ
タンガロイ(福島県いわき市好間工業団地、社長=木下聡氏)は、名古屋工場(愛知県日進市浅田町)において、使用するすべての電力を中部電力ミライズが提供する「Greenでんき」に切り替え、2022年1月1日より名古屋工場の電力使用によるCO2排出量ゼロ達成に向けた取り組みを開始した。
この先2030年までには、CO2排出量を2013年比で46%低減し、カーボンニュートラル実現に貢献していく。
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ブラザー工業
新社屋一部計画見直し
2026年に瑞穂工場内に完成
ブラザー工業(社長=佐々木一郎氏)は、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区河岸)内に建設を予定している新社屋について、当初の計画を見直した。
2020年2月に発表した当初の計画では、9階建て延床面積約7万4000㎡として いたが、コロナ禍での働き方改革の一環で多面的に見直し、最適化する。建物規模は、8階建て6万8000㎡程度となる見込み。
なお、完成予定は2026年10月で、総事業費は400億円程度を想定している。
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マグネスケール
半導体レーザ工場新設
2024年伊原事業所内で操業
DMG森精機のグループ会社マグネスケール(本社=東京都江東区枝川、社長=藤森徹氏)は、2023年6月の完成をめざし、同社伊勢原事業所(神奈川県伊勢原市鈴川)内に、計測用の半導体レーザの開発、および生産を目的とした工場を新設する。
新工場は、建築面積450㎡、延床面積918㎡。2024年1月操業開始の予定。総投資額は約30億円。
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愛知機工組合
第80回親善野球大会閉幕
Aゾーン 井高 Bゾーン 中央工機優勝
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏)主催の第80回親善野球大会(実行委員長=野崎憲昭氏)の決勝戦が3月19日に江南市営グランドで行われ、Aゾーンは井高がダイドーを7×0で、Bゾーンは中央工機が志知を5×2で破り、それぞれ優勝した。
今大会は昨年4月26日に開幕し、Aゾーン16チーム、Bゾーン28チームが参加。コロナ禍とあって開催日程が不規則となったが、関係者の協力でこの日決勝戦を行った。
【個人3賞】 (Aゾーン)▽MVP=中岡昌洋(井高)▽打撃賞=今井俊介(井高)▽敢闘賞=服部鉱平(ダイドー)。
(Bゾーン)▽MVP=石川竜成(中央工機)▽打撃賞=金森隆介(志知)▽敢闘賞=荒木康行(中央工機)。 (敬称略)
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----------- 2022年3月20日 第550号 ----------
『2022中部パック』
4月20日から「ポートメッセなごや」
2022中部パック(主催=中部包装食品機械工業会(会長=生田湧希氏、フジキカイ)は、4月20日(水)から23日(土)までの4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやを会場に開催される予定で、準備も最終段階に入っている。
今回の開催テーマは『食×包×技術』~出会いの先に豊かな未来~。中部パックは、包装・食品・製パン製菓・物流機械、衛生・環境・検査機器、包装資材・ 食品材料などの総合展で、今回第23回目を迎える。開催規模は、出品者数206社、出品小間数594小間(2月10日現在)。 会期中は特別講演会のほか、主催者企画も実施される。
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『インターモールド2022』
4月20日から「インテックス大阪」
金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD2022/金型展2022/金属プレス加工技術展2022」(運営=インターモールド振興会)は、4月20日(水)~23日(土)の4日間の日程で、インテックス大阪(大阪市住之江区)が会場となる。開催規模は、出展者244社・団体、559小間(3月15日現在)。金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程における最新製品やサービスなど、注目のソリューション提案を行う。
今回は、プラスチック加工に焦点を当てた「次世代プラスチック加工フェア」と、生産性向上・業務効率改善をテーマにした「製造業DXフェア」が新設される。
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ダイドー
ロボットの最先端技術を提案する
『ダイドーオートマチックファクトリー』稼働
日本一の“SIer”をめざす
ダイドー(名古屋市中村区名駅南、社長=山田貞夫氏)三河支店(安城市東栄町)の新社屋が昨年11月に完成した。新築された社屋の1・2階には、ロボットの最先端技術を提案する『ダイドーオートマチックファクトリー』が稼働し、これまでのロボット事業をさらに拡大した。日本一の“SIer(システムインテグレーター)”をめざす。
同ファクトリーでは、自社の構想によるロボット無人化ラインを設置し、来場者に生産性の向上を提案する。
現在ロボット事業の年間の売上げは200億円で、全社売上げの20%に当たる。2030年頃には、全社売上げを2000億円、その内ロボット事業の売上げを1000億円にする計画である。
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中部部品加工協会「第7回総会」
サイト、研修施設の充実図る
代表理事に村井正輝氏再選
中部部品加工協会(代表理事=村井正輝氏、村井)の第7回総会が、2月18日午後2時より、名古屋市中村区のウインク愛知で開催された。
2022年度(第7期)は、役員改選期にあたり選挙投票により新役員8名が決まり、代表理事には村井正輝氏が再選された。
今期は同協会が運営する加工会社検索ポータルサイト『みつツク』の拡張に取り組むのをはじめ、「ひるがの研修・加工研究センター」を開設して活動の幅を広げ、会員増大については会員数160社をめざす。
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TECH Biz EXPO 2022
要素技術を広く紹介
会期中3,300名が来場
第11回 次世代ものづくり基盤技術産業展 『TECH Biz EXPO 2022』(主催=名古屋国際見本市委員会、公益財団法人名古屋産業振興公社)は、2月9日・10日2日間、名古屋市千種区の「吹上ホール」において開催され、会期中3,300名が来場した。
コロナ禍とあって例年の来場者数には及ばなかったが、昨年中止となり出展者がこの間レベルアップに取り組んだ要素技術が広く紹介され、今展の評価が高まった。
今回は特に、レーザ応用技術、3Dプリンタ応用技術、高機能材料の製造・加工技術、AI・IoT・DX関係技術など、素材革命に伴い進化し続ける“ものづくり”を支える最新の要素技術が関心を集めた。
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----------- 2022年2月20日 第549号 ----------
愛機工組合
ロボ展 目標小間超える
2月理事会を開催
全機工連愛知大会は開催延期で調整
愛知県機械工具商業協同組合は、2月1日午後4時30分より今年に入り初めての理事会を開催した。2月理事会では、ロボット展への取り組み、全機工連愛知大会、通常総会の件などが審議された。
ロボット展「RTJ」については、出展申し込み期限1月末までの組合実績は、41 社170小間で、確定内定を含めると、50余社250小間に上る見込みで、目標の200小間を上回った。
全機工連愛知大会については、コロナ感染再拡大を踏まえ、開催時期の延期を全機工連常任理事会に提案する新たな方向性を打ち出した。
令和4年度の通常総会は、5月24日(火)の開催予定。今年度は役員改選期に当たることから、各支部では事前に支部総会にて理事推薦候補者及び次点を選出することになる
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愛機工組合
機工流通アンケート調査
売上高は引き続き増加
今後の見通しはコロナの再拡大で懸念
愛知県機械工具商業協同組合は、組合員を対象に行った2021年10月~12月の景況調査の結果をこのほど発表した。それによると、3回調査連続で「売上高・増加」の回答が半数を超えており、売上高は引き続き増加傾向にあるが、今後の見通しでは、オミクロンによるコロナの感染再拡大が懸念材料であることは否めないようだ。
なお、今回の調査は回答総数が91社(回答率41・2%)となっている。
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インターモールド オンライン展
3月15日からスタート
現在出展者を募集中
今年4月に大阪、7月に名古屋で予定されている「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」(主催=日本金型工業会・テレビ大阪/運営=インターモールド振興会)の開催に先駆けて、3月15日(火)からオンライン展示会をスタートするが、現在出展者を募集している。
リアル展と連動してオンラインの利点である「いつでも、どこでもアクセスできる」を活かし、先行してオンライン上での情報公開を行い、製品やサービスの事前マーケティングやリード獲得などが可能である。
☆出展申込 https://www.intermold.jp/mypage/login/
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ダイジェット工業
『スプリングキャンペーン2022』
対象製品は「高能率肩削りカッタ」
ダイジェット工業(大阪市平野区加美東、社長=生悦住 歩氏)は、次の製品を対象に「スプリングキャンペーン2022」を2月1からスタートした。セール期間は4月28日(木)まで。
【対象製品】
①高能率肩削りカッタ 「ショルダーエクストリーム EXSAP/MSX形(高切込みかつ、高精度加工を実現)、EXSAP-11/MSX-11形(小径多刃で、高速加工を実現)」②高能率肩削りカッタ「ショルダー6 EXSIX形(6コーナー仕様で、高能率加工を実現)」。
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山善 ロジス関東
次世代型ロボットソーター
「t-Sort」活用を開始
山善(本社=大阪市西区立売堀、社長=長尾雄次氏)は、国内最大の物流拠点である「ロジス関東」(群馬県伊勢崎市)で、プラスオートメーション(本社=東京都港区)の次世代型ロボットソーター「t-Sort」の活用を開始した。
「t-Sort」の導入により、仕分け業務の自動化・効率化を図りながら、労働環境の改善、作業効率および作業精度の向上に繋げる。
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ブラザー工業
「港第 1 倉庫」が完成
ブラザー工業(本社=名古屋市瑞穂区苗代町、社長=佐々木一郎氏)は、名古屋市港区港明1丁目1015-3で建設を進めていた新倉庫「港第 1 倉庫」が完成し、稼働を開始した。新倉庫は、延床面積11,861㎡の2階建てで、総建設費は約 20 億円。
ブラザーグループの産業用領域を中心としたビジネス拡大に伴い、製品や部品などの保管需要増加が今後見込まれることから、同社港工場隣接地に新倉庫を建設した。
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----------- 2022年1月15日 第548号 ----------
第11回 次世代ものづくり基盤技術産業展
『TECH Biz EXPO 2022』
2月9日・10日の2日間 吹上ホールで
「第11回 次世代ものづくり基盤技術産業展TECH Biz EXPO 2022」
(主催=名古屋国際見本市委員会、公益財団法人名古屋産業振興公社)は、2月9日(水)~10日(木)の2日間、名古屋市千種区の「吹上ホール」を会場に開催が予定されている。
2011年からスタートした同展も昨年は2月に開催が予定されていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて中止となった。変化の激しい昨今とあって、開催が待たれていた今年の「TECH Biz EXPO 2022」は、地元産業の中心である“ものづくり”を支える要素技術が集結し、その未来を変革する最新の加工技術や、付加価値の高い製品開発に生かす技術などを展示紹介する。
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フルサト・マルカホールディングス
ジーネットがアルムの代理店に
「ARUMCODEシリーズ」を国内独占販売
フルサト・マルカホールディングス(大阪市中央区南新町、社長=古里龍平氏)は、グループ会社のジーネット(同)とアルム(金沢市戸水、CEO=平山京幸氏)との間において、2021年12月24日付で、アルムが開発する「ARUMCODEシリーズ」の日本国内における独占販売に関する総代理店契約を締結したと発表した。
「ARUMCODE」は、CADデータを読み込ませるだけで、形状解析から、工具・切削条件・加工 パス設定、NCプログラムや、見積書、作業指示書作成に至るまで、ヒトが介在せずAIがすべて自動で行うため圧倒的な生産性の向上による製造コストの大幅削減を可能にする。
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DMG森精機
2030年向けた温室効果ガス削減目標
「SBTイニシアチブ」により認定を取得
DMG森精機(東京グローバルヘッドクォータ=東京都、社長=森雅彦氏)及びグループ会社のドイツDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTは、2030年に向けた温室効果ガス削減目標について、国際的な環境団体「SBTイニシアチブ」により認定を取得した。
今回認定を取得した新たな目標の達成に向けて、引き続き自社でのCO2削減の活動に取り組むとともに、環境に配慮した商品の提供を通じて、顧客におけるCO2排出量の削減を実現する。
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訃報
ダイジェット工業会長
生悦住 望氏
ダイジェット工業(大阪市平野区加美東)会長生悦住 望氏は、昨年12 月8日、87歳にて逝去された。葬儀については、近親者のみにて執り行われた。
お別れの会を執り行う予定になっているが、日時や場所などの詳細は未定。
生悦住 望氏は、1968年5月に同社へ入社、1977年代表取締役社長に就任。
2006年からは、代表取締役会長に就いていた。
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